
今日は稲取の「こらっしぇ」で見つけたさんま寿司をご紹介します。パッケージにもありますが、東伊豆ではなく下田の白浜の郷土料理です。
さんまは季節もので年中の販売ではなく例年11月頃から5月位までの半年がさんま寿司の食べられる期間になります。この時期になると今回紹介するお店以外でもあちこちでさんま寿司が販売されます。

箱から出してみましょう。焦げ目が付いていますが、実は炙りは元来のさんま寿司ではなく、新しい試みなのです。
上に載せるさんまは酢漬けにしてあるのですが、そのまま酢漬けになっているさんまを上に載せたものが昔から伝わるさんま寿司です。
炙りは香りを立てる手段で握りずし等でも用いられる手法ですが、これを旧来のさんま寿司に採り入れたのが今回の炙りさんま寿司なのです。

さんま寿司もまた酢飯の上にさんまを載せ、重しを置いて熟成させる押し寿司の一種ですが、バッテラと比べると下側を除いて殆どさんまの身で覆われている感じです。そして長い寿司を一口サイズにカットしています。

そして特筆すべきは中に隠された生姜のスライス!酢飯、さんま、生姜の絶妙なハーモニーがこのさんまの押し寿司の美味しさの秘密で、ぶっちゃけ止まらなくなりますw。

燦のメニューでもさんまを用いた料理はいくつか紹介してきましたが、秋から翌春にかけては伊豆でも美味しいさんまを食べることが出来ます。
稲取のこらっしぇの他、下田の道の駅、その他下田の白浜周辺ではさんま寿司を提供しているお店がありますので、発見の際は是非食べてみてください。「美味い、もう1本!」となります(多分)。
さんま寿司といえば私は和歌山県の新宮にも多少縁があり、さんま寿司という言葉を知ったのは新宮駅前にある徐福寿司のものだったりします。
どちらも秋に獲れるさんまを保存食として加工して、押し寿司にするという考え方では同じなのですが、形状や味付けが異なります。またさんま寿司がさんま漁が盛んな東北などにもありますので、色々食べ比べてみるのも面白そうです。

さんま寿司(和歌山県熊野新宮名物) 3本入り 徐福寿司(Amazon)











