
先日熱川バナナワニ園で8月に生まれたクチヒロカイマンの赤ちゃんをご紹介しましたが、もう少しクチヒロカイマンについて情報を得られたので、色々書いて行こうと思います。

ワニというと大きく分けてクロコダイル、アリゲーターの2種類に分類されます。そして世界広しと言えどその種類は21種類と言われています。
今回赤ちゃんが生まれたクチヒロカイマンはアリゲーターに分類されますが、そもそも全部で21種類のワニですから園内には複数のクチヒロカイマンの公開されています。

前回は全身写真が多かったクチヒロカイマンの赤ちゃんの写真ですが、今回は望遠レンズを持って行って顔のアップ中心で撮影してきました。クチヒロカイマンの赤ちゃんの写真は後ほどまとめてご紹介したいと思います。

今回はまず「植物園側のアマゾンマナティの脇に子供のワニが公開されている」とのことでそこを見に行ってきました。そこでワニ専属ではありませんが園のスタッフの方と立ち話が出来たので、その話も交えながらクチヒロカイマンの話をしていきたいと思います。

まずはその植物園に居た子供のクチヒロカイマン。専属スタッフではないので詳細な年数は分からないとのことですが、冒頭の赤ちゃんが数年するとこの姿になる様です。
園内の大きなワニになると40年、50年と生きているのでそんな年数感覚で見て頂くと分かりやすいかもと仰っていました。
そして公開はされていませんが、昨年生まれた赤ちゃんもまた園内で飼育されており、イメージ的には今年の赤ちゃんとこの子供の中間的な立場になる様です。
そんな解説を効いて改めて顔を見てみると姿はワニらしいですが、顔にはまだ幼さが残っている気がします。(植物園)

先日の赤ちゃんの写真では水槽が広いのだから離れる事も出来るのに、みんなが身を寄せ合っていました。これは習性っぽくこの様に大人になっても3匹で身を寄せ合っています。(ワニ園)

水深が浅ければ立つ事も出来ます!だいぶ藻が背に付いていますが、間もなく年末にはデッキブラシでゴシゴシ洗って貰える予定です。(ワニ園)

「死んでいるのか!」と思ってしまう程脱力して浮いている写真です。しかし水辺に獲物が近づいたら一気に咥えて水の中に引きずり込むのですから侮れません。(ワニ園)

そしてこれ位の大きさになると先程スタッフの言っていた40歳~50歳になるのでしょうか。大きくなるにつれて目の比率が小さくなっている様に思います。(分園)

同じく分園の写真。寝ていますw。1回見ただけだと動かない似た様な動物が置いてあるだけみたいな感じを受けるかもしれませんが、複数回見に行くと個性や表情があり面白くなってくるものです(分園)。
そんなワニたちを眺めながら先程のスタッフが「可愛いですよね!」とボソッと放った一言にワニ愛を感じました。

それでは最後に前回の写真とは別に、今回は顔アップ中心のクチヒロカイマンの赤ちゃんの写真をお送り致します。

泳いでいる最中を前方から・・・。

そして横から・・・。小さいながらもワニらしい動きです。

木の枝の下に潜り、隠れているつもりでしょうか?

「お、寝ている!」とシャッターを切ったら目を覚ましてしまいました、そして目の前で再び寝ることはありませんでした。シャッターチャンスは難しいものです。
先日撮影した全身写真も併せてご覧頂ければ幸いです。
夏の観光シーズンも終わり、少し空いてきた東伊豆です。8月に生まれた赤ちゃんたちも少しずつ大きくなってきていますが、普段見られるワニとは全く異なる今だけの可愛い姿なので、是非見に行ってあげてください。
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