本日は伊豆急行線の片瀬白田駅です。ロケーションが良くドラマやCMでも使用された実績のある駅です。駅名の片瀬白田は川を挟んで片瀬、白田という地名があり両方の地名を取り入れて片瀬白田駅となった様です。
この駅もまた高架駅ですが、他の駅同様に踏切を無くす為の高架ではなく、谷間にある為高架となった駅です。
駅前のロータリーは広々としていますが、観光地というよりは住宅街の中の駅といった雰囲気です。奥には一軒家、集合住宅の姿が見えます。
ここから国道135号線も近いのですが、付近にはスーパー、コンビニ、ガソリンスタンド、飲食店何でも揃っている雰囲気です。
そしてこの駅の最大の魅力は伊豆急行線で一番海が近い駅というところではないでしょうか。ホームからの海の眺望も広範囲で楽しむことが出来ます。
そして山側の2番線からはCEF伊豆熱川ウインドファームの風車群を見る事も出来ます。
海側の1番線ホームは伊豆稲取方が海に近いです。
ホームから伊豆諸島を見る事も出来ます。この日は利島と新島の間に普段はなかなか見ることが出来ない三宅島がうっすらと見えます。
そして1番線を発車した電車は東伊豆海岸線を走って、伊豆稲取駅を目指します。
なお写真の通りこの駅は山側の2番線が直線となる1線スルー構造となっており、出発信号機も2基設置されていますからどちらの線からも伊豆稲取駅へ列車を出発させることが可能です。
東伊豆海岸線にあった1000分の10の勾配標。伊豆稲取から1000分の10の勾配を降りてきて、ここから1000分の5になります。駅の高架が谷間という地形の為というのが分かります。
そして伊豆稲取側は山の雰囲気です。やはり2番線側が直線になって右に線路が曲がっていく構造です。
元々は有人駅でしたが、この駅も現在は無人駅となりこの様に窓口は全てシャッターが閉まっています。
海抜7m、海に近いと同時に高さ的にも最も低い駅かもしれません。
駅舎から通路を通ってホームに昇って行きます。「のりばご案内」の行き先表示を見ると1線スルー構造と言えども、停車列車については1番線は下り、2番線は上りとなっている様です。
どちらかというと観光地○○園の最寄り駅というよりは街中にある交通手段としての駅といった印象の駅です。
しかしホームから眺める海は一番伊豆急行線らしい雰囲気ですので、是非途中下車してみて欲しい駅です。
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