Skip to content

IZU PIX

伊豆の風景、美味しい食べ物を写真で紹介!

  • ホーム
  • 伊豆急行線全駅一覧

海の単位

Posted on 2025年1月16日 by izupix
ツイート

 伊豆というと海をイメージされる方も多いと思いますので、今日は海にまつわるまたマニアックな話をしていきたいと思います。

 陸上で速度を表す時は時速何キロ、すなわちkm/hという単位を使用します。しかし船舶ではノット(kt)と表記を用います。「本船は石廊崎沖を15ktで航行中」という感じです。

 しかし一般的に馴染みのない単位の為1ktと言われてもどの程度の速度かイメージしにくいかもしれません。1ktは覚えにくい数字ですが約1.852km/hです。ちなみに距離を表す1海里も約1.852kmです。

 1852という数字の並びは覚えにくいですし、「いい国鎌倉」みたいな良い語呂もありません。しかしカレンダーの1の下は8、8の下は15、その下は22です。1の単位を見ると1852となります。(29は赤枠から外すべきでした。)

 一度聞くと忘れない覚え方だと思いますので、船や飛行機に興味のある方は覚えておいて損はないかもしれません。

 しかし実務上はいちいち1.852という数字を持ち出すのも面倒なので、単純に2倍して考えます。

 「20ktで下田港に向けに航行中」なら「40km/hで下田港に向け航行中」とする訳です。1.852を持ち出すと約37kmですが、40km/hと比較しても誤差の範囲です。

 一方船舶や航空機は気象情報の風速はktで受信しますが、一般的にはm/sという単位を使います。1ktは0.5144m/sなので、こちらも簡易的に1/2とします。風速20ktなら10m/sと解釈する訳です。

 風の話になりましたので、熱川-片瀬間の海を見てみましょう。沖には白波が立っていますが、どれ位の風が吹いているでしょうか?

 一般的には10mを超えると白波が立ち始めると言われています。そして風が強くなると白波の数は増えていきます。これ位だと12~13m位でしょうか。15mを超えるともっと白波だらけという雰囲気になります。

 海岸線のソテツの木がバサバサ揺れている位の時に海を見て頂くと沖には白波が立っている筈です。

 記事を書く為に写真を見ていましたが、やはり伊豆の海は良いですね。船旅の時などにこの記事を思い出して頂けると幸いです。

ツイート

関連記事

海の色は何色ですか? クルーズ船「にっぽん丸」12月18日、伊東へ初入港 ラブライブ温泉スタンプラリー、宿泊可能なチェックポイントは6/9 「天城いのしし村」の思い出話
Posted in よもやま

投稿ナビゲーション

東伊豆町ファンクラブ「うちっち」から封書が届きました! →
← 熱川から見える風力発電の風車と部屋にある風車の模型

Author: izupix

人気記事

  • 平目の刺身(燦:片瀬)
  • 山間にある秘境感溢れる良駅、稲梓駅
  • さんまののり巻 (お食事処 燦)
  • 東伊豆町風力発電所の風車×伊豆アニマルキングダムの...
  • 駅前に残る「梅宮辰夫漬物本舗」の希少な看板

伊豆の味・徳造丸
にほんブログ村 旅行ブログ 東海旅行へ
にほんブログ村 写真ブログ 人形・フィギュア写真へ
にほんブログ村 グルメブログ 魚・海鮮へ
PVアクセスランキング にほんブログ村

メタ情報

  • ログイン
  • 投稿フィード
  • コメントフィード
  • WordPress.org
Copyright © 2025 IZU PIX | Design by ThemesDNA.com