物件の良さより、不動産屋の良さを優先する考え方

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 移住する地区を決めるといよいよ物件探しとなりますが、私的には「良い物件探しの前に良い不動産屋探しをする」というスタイルを一つの方法として提案したいと思います。

■ 車屋時代の経験から・・・

 私は以前自動車業界にいて、「中古車探しの際は良い車を探す前に、良い中古車屋を見つけなさい」と話してきました。

 巧妙に修理された事故車や不具合車を素人が人から聞きかじった知識だけで見破るのはなかなか難しいものです。しかし良い中古車屋はそもそも初めから専門的知識で変な車は排除していますから、良い中古車しか並べていません。そして万一の不具合には真摯に対応してくれます。

 良い車を見つけるより良いお店を見つける方が簡単ですし、良いお店を見つけたらよい車を見つけたも同然というお話です。

■ 良い不動産屋さんとの出会い

 不動産屋についても同じことが言えるのではないかと思い、今回は良い不動産屋探しから始めました。初めての住宅購入で隠れた瑕疵をネットで得た知識だけで見つけるのは難しそうです。

 しかし今回お願いした不動産屋さんはきちんとしたお店で、何処を見るべきかアドバイスをくれながら一緒に内見してくれました。一方良い話ばかりではなく予算金額を告げると「ここで割り切るべき」という現実を見たアドバイスも頂けました。

 冷静に抜けがなく瑕疵を発見出来て、交渉も自分でしっかり出来る方ならどんな不動産屋でも良さそうです。しかしそうした自信がなければ、自分の知識不足分を不動産屋さんの専門的知識で補って貰うのも手です。

 私は大雑把で、全体的な物件の綺麗さで即決してしまい、言うなれば森を見て木を見ずに購入してしまいました。しかし後から不動産屋さんがチェックしてくれて、瑕疵のおよそ2/3位を売主負担、1/3を買主負担という形に話をまとめ、値引き交渉までしてくれました。

 「悪徳不動産」なんて言葉がある位ですから、この様な親切な対応が全ての不動産屋に当てはまる話ではないでしょう。だからこそある程度信用して任せるなら、不動産屋さんの見極めは重要になると思います。

 私はGoogleの口コミや会社のホームページの雰囲気、その中のblog記事まで見て、その不動産屋の雰囲気を掴もうとしました。しかし今回の物件選びでは不動産屋さんも物件も売主も全て「当たり」だった印象です。

 今回は数件の不動産屋さんとお話をしましたが、伊豆のリゾート地では良い不動産屋が多いという印象です。ネットの口コミが全てとは言いませんが、良い評価が多いところは親身になってくれる印象です。

 不動産選びでは「これが絶対の正解」というものが無い様にも思えますが、一つの考え方として参考にして頂ければ幸いです。

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